膝関節痛(変形性膝関節症)とは?
膝の痛みには様々な原因が考えられ、個人差もあります。「歳をとって膝が痛い」という場合のほとんどが変形性膝関節症です。特に、女性に起こることが多く、大半が内反型、すなわちO脚状の変形を伴い、症状が進むにつれて内側の関節面の軟骨がすり減っていきます。
それほど体重のかからない関節では、変形が生じにくく、体重がかかり、酷使される機会が多い膝に痛みを感じる方が多くなります。
膝関節は、人体で最も大きな関節となっています。
活動に伴い、膝関節には体重の3~4倍もの荷重がかかります。例えば、体重が50kgであれば膝関節に150~200kgの負担が生じることになります。そのため大腿四頭筋の筋力が低下してくると、歩きづらくなったり、膝に痛みが生じたりします。痛みがひいた時に行う運動としては、簡単にできるウォーキングがおすすめです。ウォーキングというと、早歩きしなくてはいけない気がするかもしれませんが、"ご近所を散歩する"という気軽な感覚で歩けば十分で、長時間である必要がありません。1日15分~20分くらいウォーキングすることを日課にしてみましょう。
2020年02月20日 17:04