シンスプリント
骨折した時のような激しい痛みを伴うのではなく、鈍い痛みが続くのが特徴です。
ランニングやジャンプを繰り返すような、陸上競技やバスケットボール、バレーボールなどが比較的発生しやすい痛みと言えます。
シンスプリントが発生する原因としては、さまざまなことが考えられますが、すねの周りの筋肉が関係しています。
すねには走ったり歩いたりジャンプをしたりするときに使う筋肉があり、この筋肉はさまざまな動作を行う際に緊張を重ねて、すねの骨を覆っている膜を引っ張ることになります。 この緊張が強く起こって、強い力で引っ張り続けられる状態が続くと、その膜が耐えきれずに炎症が起きて痛み始めるということです。
長時間に及ぶ練習や、急激にランニング量や距離の増加などの急なハードトレーニングはシンスプリントにつながる可能性が高くなります。 また筋肉や腱の柔軟性が低下した場合にも発生しやすくなります。
特に足首がかたくて可動域が狭い人の場合には、それだけで筋肉には負担がかかることになります。
下肢を過度に使い過ぎ、骨膜が炎症をおこしているので、練習後のアイシングやストレッチが大事です。
くららでは、手技による下肢まわりのマッサージやストレッチ、症状により鍼灸にて対応していきます。 炎症を起こしている骨膜付近の硬くなっている筋肉をほぐし、血行を良くしていきます。
2024年02月14日 17:34